「仏教学とデジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム」にてポスター発表を行います
12/16/2025

2025年12月20日・21日に東京国際フォーラムで開催される**「仏教学とデジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム ―DX-AI時代における人文学の意義と研究基盤の構築―」**において、Humanitextプロジェクトのポスター発表を行います。
本シンポジウムは、DX・AI時代における人文学の新たな可能性と研究基盤の構築をテーマに、国内外の研究者が集う国際的な学術イベントです。
当プロジェクトは、2日目の「デジタル・ヒューマニティーズの部」にて、**名古屋大学 デジタル人文社会科学研究推進センター(DHSS)**の取り組みの一環として、その研究成果と今後の展望を発表いたします。
発表概要
「信頼できる古典古代の知を、AIと共に現代へ」
Humanitextプロジェクトでは、西洋古典学の信頼性の高いテキストデータを基盤に、LLM(大規模言語モデル)を活用した対話システムや解析ツールの開発を進めています。 特に、生成AIにおける情報の信頼性(ハルシネーション)の課題に対し、学術的に担保された「参照元のある回答」を実現するRAGシステムの構築や、西洋古典学特化型AI「Humanitext Antiqua」の開発に取り組んでいます。
当日は、プロジェクトリーダーである岩田直也(名古屋大学 准教授)らが、これらの技術的なアプローチや、法令情報提供システムなど現代社会課題への応用可能性について、ポスター展示およびデモを通じて解説します。
開催情報
- イベント名: 仏教学とデジタル・ヒューマニティーズ国際シンポジウム
- 日時: 2025年12月20日(土)~21日(日)
- ポスター発表日時: 12月21日(日) 10:30 - 12:00
- 会場: 東京国際フォーラム ホールD5(有楽町駅至近)
- セクション: デジタル・ヒューマニティーズの部「日本におけるDHへの持続的な取組みに向けて」
入場は無料ですが、事前の参加申し込みが必要です。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。